いろいろあって、珍道中(*_*)

 

こんにちは、年末の雰囲気がしてます WEB店長 タカハシです。

 

今年は、一念発起して組合の研修旅行を計画してみました。

計画というと下調べ等、煩雑な作業がたくさんありますが、「行ってみたいですね~、行きませんか~?」というだけの言い出しっぺという方が正しいのかもしれません(^_^;)

 

写真 2015-12-21 11 42 31

初めの訪問先は、広島にある熊野町。

熊野と聞いても、あまりピンと来ないかもしれません。

ひょっとすると女性の方はご存じかなぁ?

 

そして第二の訪問地は、愛媛の今治市。

こちらはもう皆さんご存じの町ですね。

 

今日は初めの訪問先である、熊野のご紹介。

kumano

場所は広島市からちょっと行った場所にありました。

のどかな山間の町という感じでしたね。

 

こちらの名産品がこれ。

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筆!です。

ちなみにこちらは100万円する書道筆。

もう、ただただびっくりです(^_^;)
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その昔から、筆の産地として有名な熊野。

今では30名近くの伝統工芸師の方がいらっしゃるそうです。

こちらは、正倉院に納められている「天平筆」を再現したもの。

製造過程が記されたものが発見されたそうで、再現したとのことでしたが、再現できたのはわずかこの一社のみだったそうです。

ちなみに筆の部分は和紙でできており、実用性はなく、飾り筆として飾られていたそうです。

筆のお尻部分の白い箇所は象牙を加工したもので、こちらも細かい工夫がされておりました。

昔の職人さん、どんだけすごい腕してたんでしょうねえ。

 

そして今日の熊野では、書道筆はもちろん、化粧筆の産地としても人気なんです。

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見るからにふわふわな毛先。

とっても柔らかなその肌触りは、女性のお化粧にぴったりなんですって。

 

その製作工程を見せてもらったのですが、これがすごい!

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化粧筆の製作工程は、およそ30。

そのほとんどが手作業で行われているんです!

ちなみに、書道用の筆の工程は80から100あるそうです(~_~;)

 

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もちろん、作業中は異物などが入ってはいけませんので「無言」。

一個一個、そしてその毛束の一本一本を丁寧に見ていきます。

 

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そして出来上がる、一本の化粧筆。

これが気持ちよくないはずない!

嫁さんへのおみやげとして購入し、とても喜んでもらえました。

 

やっぱり自分の目、耳などを使って知ることは大事ですね。

熊野筆、とってもいい商品だなぁ、と再認識させていただきました。

そして当店では、今までギフト用の取り扱いのみを行ってきましたが、こんなによろこんでもらえるなら単品として販売できないか、いやすべきだろう、と計画中です。

はっきりと決まりましたら、またご紹介しますね。

 

珍道中、二日目はこちら

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