研修旅行、めっちゃ楽しい!
昨夜の広島グルメ探訪の影響か、かなりの眠気です。
向かうは、四国愛媛!
私、四国初上陸です(^^)
しまなみ海道という、飛び石がぴょんぴょんと弾むように通る道で今治へ。
天気も快晴。すばらしいドライブです。
8人乗りの車の3列シート目以外は(~_~;)
到着したのは、今治にありますタオル工業組合の施設、テクスポート今治。
110社近くある!タオルメーカーの中でも、選りすぐりの商品が揃えられた直売所!
どれもこれも、いいタオルが揃っていますね~。
当店でも扱ってみたい!逸品を購入してみました(^^)
そして次に伺ったのは、とあるタオルメーカーさん。
今治タオルでも、特にクオリティの高い商品を生産されているメーカーさんです。
現場見学の際には、異物混入防止のために帽子をかぶらねばなりません。
大人の工場見学のノリですね。
早速見せてもらったのがこちら。
へぇ、シーツも作ってるんですね~。
って、これタオルなんです。
正確に言うと、タオルサイズに裁断する前。
この束は、きしめん状の一本。
つまり、ずーーーーーーっとつながっているんです!
全部ですよ!?
その端では女性熟練工の方が、ミシンを器用に使って作業をしております。
何をしているか。
こちら、タオルの端を延々と縫製しているんです。
わかりますか?
切りっぱなしになっていた箇所(左側)が、キレイに縫われて(右側)出てきます。
こちら、なんと手作業で行っているんだそうです。
メーカーさん曰く、「機械でももちろん出来るんですが、微妙な箇所のズレは認識できないので、手作業でしています。もちろん、こちらの方がキレイなんで」。
ビックリです・・
また、あまりにミシンを使うため、タオルの生地の状態次第で、針が熱を持ってしまい火事になってしまうこともしばしばあるそうなんです。
確かにずっと摩擦している状態ですからね。。
作業所見学の後に見せてもらったのがこちら。
そう、こちらが綿花の種。
こんなふわふわの綿花ができるんですって。
もちろん、この種も発芽するらしいので、春になったら植えてみようと思います(^^)
そして、実際に今治タオルがどれくらい水を吸い込むのか、という実験。
ここら辺からメーカーさんがノリノリになって、お話をしていただきました。
普段あまり気にしない吸水性ですが、スプーン一杯の水をタオルに垂らすとどうなるのか?
一般のタオルだと、水を垂らすとタオルに触れて水玉状のものができ、徐々に生地に吸い込まれていきます。
しかし、今治タオルは水を垂らした瞬間、スッと無くなってしまいます。
まるで砂地に水を垂らしたように。
これには一同ビックリ!
「こんなに違うのか!」
メーカーさん、ニコニコでした(^_^)v
次に訪れたメーカーさんでは、先ほどの作業場以前の行程を見せていただきました。
糸のレベルから、タオルの生地が出来るまで。。
ちょっと話が難しかったです(~_~;)
タオルの生地を作るのに、こんなに馬鹿でかい機械が必要なんて。
まったく知りませんでした。
そしてこの後の行程では大型の織機(しょっき)の出番。
とんでもない速さで生地を織り上げます。
ほぼ、24時間フルで動いているんだそうです。
凄い規模です。
そして完成したタオルに、おなじみの今治タオル公認マークのついたタグを縫い付けて完成!
ここでも熟練工の手作業です。
昨日の熊野筆でも感じましたが、日本の優れた商品は、機械ではできないこのような丁寧な仕事のたまものなんだなぁ、と実感いたしました。
大変なお仕事とは思いますが、是非是非頑張って続けていってください。
今回、実際に自分の目で見て、いろんなお話を聞くことで、一段階商品について自分自身が「深まった」と感じました。
百聞は一見にしかず。
この言葉が染みました。
タイミングがいいのか悪いのか、ちょうどこの日、今治タオルのあるメーカーが行っていた偽装が報道されました。
認可を受けていないタオル、もちろん審査もしておりませんので、質は言うまでもないかと思います。
こちらを「今治タオル」として販売していた、ということ。
あるメーカーがやってしまった事なんでしょうが、外から見れば今治タオル全体への評価につながりかねません。
多くの人が、長い間かけて築いてきた信頼を一遍にぶちこわしてしまいそうな事件です。
考えただけで、恐ろしいです。
当店で取り扱っています、今治タオルに該当商品はございませんので、ご安心してお買い求めください。
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