やっぱりすごい人!
こんにちは、秋の大祭 長崎くんち WEB店長 タカハシです。
昨日10月3日は、「庭見せ」でした。
庭見せとは、
表通りに面した店舗などに、傘鉾をはじめ、本番に使用する衣装・小道具・楽器などを分散して飾る他、出演者に贈られたお祝い品もところ狭しと並べてご披露します。(長崎伝統芸能振興会より)
キリスト教が禁教だった時期には、自宅の庭を見せて「キリシタンではないですよ」ということを示していた、とも言われているそうです。
現代では、お庭がある所はあまりありませんが、古くからあるお店や住宅では貴重なものが見られたりします。
この時にしか見られないものだったり、その町の長老方のお話を聞けたり、如何に長崎の人達がくんちを愛しているのか、また町を愛しているのかがわかります。
時代とともに変わるものもありますが、ずっと大切に受け継いでいる(いくべき)ものもあるんですね。
そんな庭見せ、今年も行って参りました!
仕事の都合でちょっと遅めのスタート!
全部の町は回れそうにありません(>_<)
まずは近くの万屋町。
「鯨の潮吹き」ですね。
観光通を使って、豪勢に飾り付け!
「吉宗」さんのお庭です(^^)
昔の傘鉾のたれ、でしょうか。
見事な刺繍!長崎刺繍でしょう。生きているみたい。
ちなみに1848年作だそうです。
花紙の裏には、誰から誰に御花を贈りますよ、ということを書きます(^^)
続いて、本石灰町に移動!
こちらは「御朱印船」。
真っ赤な船体が目を惹きますね。
さんざん稽古を見たのに、なんだか違った感じ(^^)
衣装もどこかアジアチックです。
奉納では、その結婚式の様子を再現するとか、楽しみです。
お次は、お隣の丸山町。
こちらは「本踊」。
長崎くんちは、この丸山町の芸者が奉納したところから始まったそうです。
初めて通る細い路地の先には。。
神社と立派なお庭の「中の茶屋」。
いやー、初めて来ました!
一時期、曳壇尻を奉納していた時期もあったらしく、その飾りが展示されていました。
組み立てるのは、知っている人が居ないらしく困難だそうです。
シンプルながらも素敵な飾り付け。
金色の獅子がいいですね~。
残念ながら、花月は閉まっており見ることはできませんでした。
駆け足で、さらに隣の船大工町へ。
こちらは「川船」。
なんというか、川船っぽい川船です。
提灯や飾り付けが、純日本!って感じを醸し出します。
船大工町の傘鉾。
この町のみ、「輪」がないそうです。
たしかに、見慣れた傘鉾とはちょっとちがった雰囲気。
明治18年作だそうです!
130年ほど前(>_<)
こちらの衣装も豪華!
船頭さんの衣装は長崎刺繍でしょうかね。
金色で、海老があしらわれているものとなっていました。
そして、ここでタイムオーバー!
桶屋町さんと栄町さんには、やはり行けずに終わってしまいました。
うーん、残念です。。
さぁ、4日は人数揃、7日,8日,9日はいよいよ本番です!
みなさんがんばって~。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※Twitter instagramでも最新情報をお届け!
フォローは、こちら→ Twitter instagram
どうぞよろしくおねがいしますm(__)m
商品についてのご質問、資料請求等は、こちら→ お問合せ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※