結納品の中身についてちょっとお話

結納品には、その1つ1つに意味があります。

それは、縁起物としての大事な意味。

結構有名なものから、マイナーなものまでご紹介します。

 

ご存じ、松竹梅。

3つセットになっており、それぞれに意味があるんですね。

松・・長寿と健康をいつまでも松の緑のように、とこしえに栄えますように

竹・・節目、節目を大切に区切りをつけます。節度、潔白、まっすぐな成長を祝って

梅・・春に先がけて、最も早く花が咲き実を結ぶ、梅の美しさと忍耐を表しています

 

鶴と亀も有名な縁起物のひとつです。

鶴・・千年の寿命を祝うとともに、一羽が死んでも他の鶴とは決して一緒にならない鶴の節操を夫婦になぞらえて

亀・・万年の寿命、共に急がず休まず、末永く幸せを築いていくようにとの願いを込めて

熨斗(のし)・・あわびを干して長く伸ばしたもの。昔から貴重な食材として不老長寿の象徴とされています

 

他ではあまり見ることのない白い扇子。

すえひろ、といいます。

寿恵廣(すえひろ)・・1対になった純白の扇子。純白は純潔・潔白・純真無垢を示します。扇を広げた形は末広がりで反映を表し、一家が末永く栄えるように、との願いが込められています。

 

 

御知家(おちゃ)・・お茶の木は若い時から一度だけ移植しなければ、良質なお茶ができないそうです。九州地方の一部では、結納のことを「お茶を納める」と言う慣習が残っています。

以下、実物写真がありませんでしたので、解説のみになります。

子生婦(こんぶ)・・「よろこび」に通じ、子孫繁栄を祈ったものです。

寿留女(するめ)・・永久不変の意味があり、食べ物に困らないように、との願いから

友白髪(ともしらが)・・白い麻糸の束。夫婦ともに白髪になるまでという長寿の願いと、麻糸のように強い絆で結ばれるようにとの願いを込めて

 

おじいさん(翁)とおばあさん(媼)のお人形です。

高砂(たかさご)・・共に白髪になるまで夫婦仲睦まじく、という願いが込められています。「お前百まで(掃くまで)、わしゃ九十九まで(熊手)」と、それぞれの手に箒と熊手を持っています。また、箒には「邪気を払う」、熊手には「福をかき集める」という意味もあります。

 

角樽(つのだる)・・本来の「家内喜多留」(やなぎたる) お酒を入れる樽になります。

 

茂久録(もくろく)・・結納品の内容、その明細を書いた物です。

 

こう見ると、当て字で縁起を担いでいるものが多いですね。

昔から脈々と伝えられてきている、結納。

今では省略されることもありますが、結婚式、披露宴と同じく大事な儀式の1つとして考えていただけたらと思います。

 

当店では、結納品の実物を展示し専門スタッフが常駐して、お客様の疑問にお応えしております。

結納品はほとんどが手作りの品になりますので、お日にちに余裕をもってご来店いただけたら、と思います。

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